髪を抜くクセがある人は今すぐやめた方がいい

 

何かをしながらついつい髪をいじって抜いてしまうというクセがあるという人。
そのクセは進んでくると大変なことになってしまいますので今すぐにやめた方がいいものです。

 

だんだんとやめられなくなってしまいますので、もしやめられるというのであれば意識的にやめてみて、抑えられるかどうかを見ていくようにしましょう。

 

このクセはだんだんと病気化していき抜毛症と呼ばれるものになってしまいます。
この抜毛症で苦労しているという人も結構いるようです。

 

 

 

特に毛に関しては見た目にもはっきりと現れてしまいますし、止められないということであれば早々に対策を考えた方がいいでしょう。

 

 

完全に頭皮が見えるまで抜いてしまう

 

 

抜毛というのはクセであり、無意識に髪を抜く人というのは多くいます。多くは女性の方になるようです。おそらく性別の差というよりは髪が長いことが多く髪をいじりやすい、抜きやすいということがあるのでしょう。

 

最初はクセで1本2本を抜くだけから始まるのですが、同じ個所をずっと抜き続けるためどんどん毛根はダメージを受け弱ってきてしまいます。

 

そして抜いた部分の髪は当然なくなり、頭皮も見えてきてしまい、しまいには生えてこなくなるということが起こります。

 

髪が生えてこない状態、女性の方が多い、また男性でも若い人が頭の一部に穴が空いてしまっているような状態では普通に生活を送るのが難しくなってしまいますよね。

 

ウィッグをかぶって生活することになる人も多いようですが、やはり社会生活を送るのにそのような状態は適しているとはいえません。

 

何かのやむを得ない病気で髪が無くなってしまうのであればそれは仕方がないことになりますが、この場合抜毛ということで自分で抜いてしまっているわけです。

 

抜くことをやめれば回復していく可能性もありますし、この状況が続いているのであれば早急に対策を打たないとどんどん取り返しが効かないところになってしまいます。

 

 

 

自分だけで我慢できないのであれば医師に相談を

 

 

この抜毛という話については自分でコントロールできずついつい抜いてしまう、無意識に抜いてしまって抑えることができないという状態であれば医師等の専門家に相談するべきものです。

 

自分自身の意志が弱いとか、根性がない等では片付けられない問題であり、精神病の一種であるともいえるでしょう。

 

その原因の多くはストレスにあるようです。何かの肉体的要因で髪を抜くのではなく、どこかストレスがかかっていて、その解消手段として髪を抜いているということです。そしてだんだんと無関係に抜くようになってしまうのかもしれません。

 

このような症状の場合、いろいろな対処法はあるようです。無意識で抜いている場合、抜くときに気づくように訓練する、このクセが出そうになった場合に手を握ったりと別の行動をして防ぐということ、周りが上手くサポートして抜こうとしているのを防ぐということ等です。

 

自分の力、家族の力でできるのであれば問題はありません。ただそれでもできないという場合は素直に医師に相談というのがベストなのかなと思われます。ネットや本等の情報はあくまで一般的な情報であり、どのような方法があっているのかがわかりません。また場合によっては薬を飲んで抑えるということもあるようです。

 

この話は医療的な部分も含むわけですし、素人が勝手に判断するのは危険です。自分で抑えられられるのであればそれで解決でいいのですが、難しいからひどい状態になっているということ。専門的なカウンセリングを受けて判断することをおすすめします。

 

 

治した後の頭皮の回復

 

この抜毛のクセが治った場合、頭皮についても回復させて再び髪が普通に生えてくる状態を作らなければいけません。

 

ここからは育毛剤の出番にもなってくるのでしょう。
抜毛専用の育毛剤としてはトリコチロアールというのもあるそうです。⇒トリコチロアールの効果は?

 

普通の育毛剤でもいいでしょうけど、専門的な育毛剤だとより効果があるのかもしれません。(科学的な違いまでは断言できませんのでご自身で試してみてください)

 

ただこの育毛剤関連の注意点としてはあくまで抜毛が治った後のことを想定しているということです。何かその育毛剤を塗ればクセ自体が治るというものではありません。
塗っていることに安心して治るという人も中にはいるかもしれませんが、それはたまたまであって、本来は根本的原因を解決しなければ治りません。

 

せっかく育毛剤を塗って頭皮が回復して髪が育ってきたとしてもその髪を再び抜いてしまうのでは意味がありません。そのため、これらの育毛剤は治った後の回復用として使うということで、抜いている問題が治らないうちに使うのはあまりおすすめはしません。

 

なかなかデリケートで難しい問題ではありますが、そのままにしておくのが一番よくありません。まずは問題のクセの治療、そして頭皮の回復ヘ向けて少しずつ頑張っていきましょう。