日本復活のカギは「スマボ」になるという話

 

ソフトバンクの孫正義の発言として日本復活のカギは「スマボ」になる。
この事が2021年9月15日のニュースとして上がっていました

 

スマホではなく「スマボ」です。
このスマボとはロボットのことを言っていて、 今でも日本のロボットは「カラボ」でありこれが「スマボ」に変化する必要性があるではないかということです。

 

人間がプログラミングして決まった動作をするロボットをカラボと呼び、 AI の技術によって AI が自ら学ぶロボットのことを「スマボ」と定義しています。 AI技術の進化が経済を支えていく復活の鍵になるという話は雨でもよかった話かと思います。

 

今回はそれをロボットに当てはめたという話で納得できる部分も多いのかなと思います。

 

 

人間がいつまでも作業を続けていてはいけない

 

今後日本が復活するために、 生産力を上げていくためには人間がずっと単純作業をしていくような構造というのはやめてロボットが人間の代わりに働く、そのような世の中を作っていかなければいけないのかなと思われます。

 

単純作業にあたっていた人間は頭脳労働に移行するということ、実は頭脳労働の方がAIに置き換えしやすいという問題はあるのですが、最終的な判断というのは人間にしかできないことです。人間の労働力として頭脳で働く人を増やすということはこれからの時代に有効な戦力となってくれると考えられます。

 

今でも作業しているような人口というのは相当に多いはずです。何も精巧な技術を要する職人まで仕事を変えようというつもりではありません。そうではなく単純労働をしている人、特に人間である必要性のないようなお店で接客をしたり棚卸をしたり、倉庫で物を運んだりというような行動に関してはロボットがより進化し自ら行動することができるようになればその役目は終わるはずです。

 

既存の一の労働を奪うと言う点も少なからずありますので、 AI ロボット導入に関しては何らかの波乱も伴うものにはなるかと思いますが、最終的にこのことをやっていかなければ日本は立ち遅れてしまうことになるでしょう。

 

人間は人間しかできないような仕事に従事するようにシフトして後のことは AI の機能や AI を搭載したロボットが働くというような時代に変化していくのです。

 

 

 

労働人口が減り続ける問題を解決する

 

AI によって仕事が奪われるという話は以前から話題になっていますが実はそれどころか労働力自体が今後落ちていってしまうという問題があります。
日本の人口減になるわけですし、高齢化社会によって現役世代も行ってきます。人一人当たりのパフォーマンスが同じだとすると今後日本のパフォーマンスは落ちる一方になってしまいます。

 

ロボットが代わりに働くのではなくて人間が働いたほうがいい、人間の仕事を奪うなというような考えもあると思いますがその働く人間が少なくなっていく以上その分をカバーすること、そしてそれ以上の生産性を上げていくためには AI ロボットの導入というのは必須になっていくのではないでしょうか。

 

ロボットが人間の代わりに働くというようなことが本当に実現できれば労働人口という点に関しては大きく変革が訪れるかと思われます。

 

今までどうしても人数の関係上でできなかったことというところがロボットを導入していくらでも数を増やすことができるとなると戦略上は大きく変わります。アルバイト採用できないからこの事業を展開できないとか、人件費払えないからこの事業ができないとかそのような構造がひっくり返るわけです。

 

少ない人数でもロボットの協力によって大きな事業を動かすことができるようになってくれば一人当たり生産性というのは劇的に上昇することが考えられます。

 

人数と成果というのが比例しなくなるということは世の中が激変するきっかけとなるでしょう。

 

 

現実のロボットはどうなのかという問題

 

ソフトバンクの発言としては常にAIとロボットという話は出てきます。それでは現実はどうなのか、いつになったら実際にロボットが代わりに働いてくれるようになるのか。

 

これはプレゼンテーションとしてはいつもいいことは言っていますが実際にどうなのかっていうとこに関しては疑わしいところというのはないわけではありません。

 

何かのソフトによってデータ処理するような業務に関しては AI 化が進んでいくということは十分に考えられるかと思います。ただ問題は単純労働的なところ、 実際に物理的に動く労働のところです。

 

本当にロボットが普通に接客をして普通に会計をして普通の商品を運んでくれるのか、なかなか今の現状を見る限りそうすぐにはならないのかなというにも思えてしまいます。
ソフトバンクはかつて鳴り物入りで発表したペッパー君は今もうソフトバンクのお店ぐらいしか出番がありません。

 

実際には他のタブレット一つであり特別にお客さんとコミュニケーションを取ってくれるわけでもないただのマスコットとなってしまっています。今現在店舗にあるのがこのレベルでしかないというのはなかなか厳しい状況かなと思います。

 

たまにニュースで見かけますが一部の飲食店でロボットが商品を運ぶようなことはできてきてるようです。自動運転の技術も進んでいるわけですからロボットが商品を運ぶまではできてもおかしくないかもしれません。ただしそれも商品を取るのはお客様側であり、何か細かい配慮ができるというわけではなくあくまでエンターテイメントの一環であるレベルに止まってるといえるでしょう。

 

なんとなくですが技術が若干停滞気味であり開発においてはどうなっているかということはわかりませんが実際に一般市場に出て見える分に関してはロボットは代わりに働いてくれてるのはやや先になるのかなという風に不安になってしまいます。

 

ただそうは言っても5年先10年先という話になってくると流れは大きく変わる可能性は十分にあるでしょう。これから先ロボットが人間の代わりに叩くことになって生活環境が激変して豊かになってくれるということを期待したいですね。


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